2013/03/23

メイプルシロップを取りに森へ行ってきた。


僕が6月からお手伝いをさせていただく道民の森の山本さんに誘われて、メイプルシロップを取りに行ってきました。
場所は当別にある道民の森。僕と山本さんの他に男性2人、女性2の計6名でスノーシューをはいて森へ入りました。




イタヤカエデの木


メイプルシロップはご存知のとおり楓(かえで)の木から取れるのですが、普段口にしているメイプルシロップはサトウカエデの樹液で作られているらしいです。しかし北海道にサトウカエデは自生していないそうで、今回はイタヤカエデの木から樹液の採取をしてみました


全然甘くなかった

まずはドリルで深さ2センチ程の穴を開けます。そこにスパウトという金具を打ち込み樹液を採取するのですが、そんなに甘くなかったです。”樹液が”ではなくて、、、


山本さんの話によると、ドリルで穴を開けているときに樹液が染み出してくるはずだったのですが、全く出てきませんでした。
木は気温が0度以下になると木の中の水分が凍って幹が割れるのを防ぐために地面に水分を落とし、気温がプラスになると地面からまた水分を吸い込むそうです。その吸い込むときに穴を開けると樹液が取れるのですが、前日に冷え込んだ影響もあり今日は水分を地面に落としていたみたいです。木の幹から樹液が溢れ出るのを見たかったのですが残念でした。
前日に山本さんが家の近くで採取した樹液を飲ませてもらったのですが、思っていたのとは違ってサラサラで無色。ほぼ水でした。でも味は微かに甘くて木の香りがしました。煮詰めて水分を飛ばすとシロップになるそうです。


冬の森を歩く


ふかふかの雪の上を歩くのはどうしてあんなに気持ちがいいんだろうか。今回のようにメイプルシロップを取りにいくっていう目的をもって森に入るのももちろん楽しいのだけど、なんとなく散歩のような感じで歩いてみてもいいなぁと思う。立ち止まって木を見てみたり、遠くの山を眺めてみたり、雪の上に寝転んでみたりするだけでもいろんなことが感じられる。せっかく北海道に住んでいるんだからこういうことをもっとしていきたいと改めて思いました。
でもやっぱりメイプルシロップ取れなかったのは悔しいなぁ、、、


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